樹原 ちさと

一番最初に出会った(と記憶している)のは「桃色ミステリー」という漫画です。昭和60年4月号から連載開始のようなので、ちょうど小学校1年生の時。でも実を言うと連載時に読んだ記憶はあまりありません。その後小学校2年生になって引っ越した先の家の裏に、二歳上のお姉さんが住んでいて、そのお姉さんがコミックスを持っていたのでした。

透明人間と人間のハーフで、まだ能力が安定しない半人前の小山内こももが、普通とは違う体質に悩みながらも同級生の片桐康平に普通の女の子と同じように、一生懸命恋をする物語。でも純粋なラブストーリーというよりコメディ。ラブコメという?ペットの東風(トンフー)やこもものおじいちゃん、こももの通う学園の女ボス(女ボス?)でワカメのような髪の毛を持つ麗華など、個性的で愛すべきキャラクターが登場します。当時の私は読みながらラブコメのラブの部分に照れちゃったりして、ページによってはちゃんと凝視できない所もあったりなんかして、今思うとすごくかわいいですね。(‥などと自分でいうから全然可愛くないですね)

その後に「かん忍!!茜」のコミックスを買ってもらった記憶があります。連載はかん忍!!茜の方が桃色ミステリーより先で古い作品なのですが、昭和57年連載開始当時4歳で、まだりぼんを読んでいませんね。かん忍!!茜は忍術コメディ(三巻の裏表紙に書いてる)です。父と二人で忍者として送る日々が元気いっぱいに描かれています。パンツも一人で洗うんだから忍者も大変だって茜はぼやいていますが、素直で良い子です。‥今はもう大人の視点で見てるな、わたし。ほんとなつかしいや。「こらこらキララ」という作品まではりぼんで読んでいた記憶がありますがその後は後にコミックスで買いました。(りぼんは5年生頃まで買ってもらっていた)

余談ですが、昔の(特に幼稚園生のころ読んでいた)漫画で、まだ我が家に残っているものを読み返すと、母が漢字にふってくれたルビがあったりして面白いです。そしてたまに自分の落書きで勝手に台詞が足されていたりして、痛い。

今回はもう完全に自己満足の思い出話になってしまいました。
すみません

○桃色ミステリー
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○かん忍!!茜
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