Beavis & Butthead Huh Huh for Hollywood
Mike Judge, Larry Doyle
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/067100655X/nekotabihutat-22

高校1年生の頃、ようやくCSチューナーを買ってもらって、MTVが見れるようになりました。私が住んでいたのはマンションだったので、ケーブルテレビに加入できなかったのです。そうして晴れてBeavis & Buttheadを見れるようになって、かなりはまりました。6時になると(6時半だった?)テーマソングとともに、二人の笑い声が聞こえます。条件反射のように画面の方に振り向き、釘付けになりました。

モノマネもしました(嫌な女子高生)。眉間にしわを寄せてしまう汚い話もありましたが、だいたい「バカだー、汚ーい、カワイイー」とかいいながら楽しめる話ばかりでした。フロッグベースボールなど、かえる好きの私は、なかば悲鳴とも思える笑い声をあげてみていたものです。でも、漫画だし、作り話だし、この作品に、残酷だ!やめろ!といってしまうのはどうかとも思えました。作り話だからと分かっているから、どんなに残酷でも笑えるのです。

特にビーバスのまねをしました。「ナチョ!ナチョ!」などは、ハードロックカフェのナチョスが食べたくなると、今でもいいます。私がなちょなちょいっても、元ネタが微妙に古いから、分かる人はあまりいませんけどね(笑)
ISBN:156097589X
書籍形態:ハードカバー
著者:Charles M. Schulz
出版社: Fantagraphics Books
出版年月:2004/05/15
価格:2659円
PEANUTSの初連載1950年から1952年までの二年間をおさめた完全版のvolume1。今までPEANUTSといえばさまざまな形でバラバラに出版されていたので、全てを順番に読みたいと思ってもなかなか難しいことでした。何冊も出てるし、洋書版で買ったり日本版で買ったりすると内容も重複してしまったり‥で本当に不便でした。でもこれさえそろえればPEANUTSを全て読めるのです(ただし半年に一冊の発行らしく、現在はまだ本作と1953-1954のvolume2の二冊しか出ていないので ちょっとずつですが。)

本を開いてみるとそこには、まだ幼いチャーリーブラウンと四本足で歩くスヌーピーがいました。近年では出番のなかったシャミィやパティやヴァイオレットがメインで活躍しています。途中であのシュローダーが生まれ、BABY ルーシーも登場するのを観ていると歴史を感じずにいられません。彼等のフォトアルバムをめくりながら、半生(といってもずっと子供ですが)を振り返り懐かしんでいるかのよう。

CONTENTS:

☆彡 シュルツさんの写真
☆彡 INTRODUCTION
(最初に連載をしたst.Paul Pioneer Press紙のGARRISON KEILOR氏による)
☆彡 PEANUTS(漫画)
☆彡 THE LIFE AND TIMES of CHARLES M. SCHULZ
(PEANUTSの歴史とシュルツさんのバイオグラフィ)
☆彡 AN INTERVIEW WITH CHARLES M. SCHULZ
(1987年のインタビュー)
☆彡 INDEX(これがすごい!)

インデックスの、例えばチャーリーブラウンの箇所には‥
彼が出ているページがまず載っていて、次に「スポーツゲームでの敗北(野球の欄も参照)」「はじめてヴァイオレットにフットボールを引かれた時」「はじめてルーシーにフットボールを引かれた時」「侮辱された時(全般的に)」「侮辱(顔の大きさや頭の形に関して)」「はじめてジグザグシャツが登場した時」「最初に"good grief"と言った時」などなど細かく分類されていて、インデックスを眺めているだけでも面白い。順番に読むのも酔いけど、インデックスからピックアップして気になる箇所から読んでも楽しめるのではないでしょうか。
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○The Complete Peanuts, 1950 to 1952
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/156097589X/nekotabihutat-22