DVD パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2005/12/16 ¥4,179

みたいなぁ。昔はカークが好きだったけど、今は別に‥。でもメタリカの音楽はいつまでも好きだと思う。ギターの音が聞こえるとビーバス&バットヘッド(微妙に古い)みたいに(なったらちょっとやだけど)、わくわくする。

D.O.A.

2005年3月22日 映画
EDITION:DVD
販売元:キングレコード
販売年月:2003/03/05
価格:¥3990
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
70年代末の熱狂するパンクムーブメントをゲリラ撮影で収録したドキュメンタリー映画。最も過激なバンド、セックス・ピストルズのアメリカツアーを追い、薬物中毒のシド・ヴィシャスが起こす観客との暴力沙汰など、当時の毒々しい空気を盛り込んでいる。

高校生の頃学校帰りに友達と映画を見にいきました。江古田だったかな‥記憶が曖昧ですが、この時代のエネルギーに圧倒されてしまいました。歴史に刻まれるほど大きなムーブメントというのは、多くの人間を動かす膨大なエネルギーがそこに渦巻いているから、当時の映像を見ただけでも熱が伝わってくるんですねきっと。とにかくかっこ良くて友達と一緒に興奮しまくりでした。

○D.O.A.
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000844AR/nekotabihutat-22/

3/22 日記更新しました(^_^)
○にっき
(http://d.hatena.ne.jp/oneijinushi/)

ヘアスプレー

2005年2月25日 映画
EDITON:DVD
販売元:紀伊國屋書店
販売年月:2004/10/23
初公開年月:1989/04
価格:¥3,990


最初にこの映画を観たのは中学1年生の時。まだレンタルビデオショップがCS放送等よりもずっと重宝されていた頃で、私もよくビデオショップに通っていました。この作品もそんな時代にレンタルして観たものです。エネルギーに満ち溢れていて、逆境にもめげない前向きな姿勢は観ている者に元気を分けてくれます。不幸‥というか嫌な出来事があっても落ち込まないのではなく、落ち込むけれども前に進もうとする強い力の存在を学んだかな。楽観的とも違う、深刻に捉え過ぎることなくトラブルにもhappilyに立ち向かうことの大切さ。タイトルのヘアスプレーには観終えたら納得すると思います。

二人詳しいあらすじはリンク先でどうぞ(‥手抜きでスミマセン。)
○ヘアスプレー
("http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002MOL1U/nekotabihutat-22
EDITION:DVD
販売元:パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
販売年月:2004/09/17
価格:¥4179
友人になりすまして名門小学校の代用教員になったロック・ミュージシャンのデューイ。教えることのない彼は、本業のロックの知識と精神を語り始める。やがて生徒たちも興味を示し、クラス全員でこっそりバンドバトルに出場することに…。


最初から最後まで笑いっぱなし&ロックでぶっとばす感じがすっきり爽快、観ている間も見終わった後もものすごく気持ちが良かったです。ジャック・ブラック最高でした。子供たちもジョーン・キューザックもみんな憎めない愛すべきキャラクターばかり。特にジョーン・キューザックの演技が良くてクールでロックな映画を良い感じに味付けしているなぁと。「移民の歌(Immigrant song )」が流れた時には興奮して画面の前で暴れてました。ロックのルーツにある情熱とか反抗を伝えるのはもちろんそれだけでもかなりクールなメッセージなんですけど、見かけだけじゃ人をロックさせられないんだという思いが強く感じられました。

DVD買います。サウンドトラックもチェックしてみたいですね。

ジャック・ブラックといえば私の中ではMTVって感じがするんですが(勝手なイメージ)、冒頭でMTVを軽く批判していたのが印象的でした。MTVがロックを統率・画一化したことは確かですよね。オンエアされれば万々歳。オンエアされなくなったら流行遅れ?MTV Video Music Awardsで今までに栄光を飾った人(=すでに過去の人)をジョークで取り上げてみんなで笑い者にしていますが、そういうジョークは嫌いです。多分「ジョークなんだし、有名だからこそだし、それくらい笑い飛ばせよ」くらいの余裕さを見せないとクールじゃないのでしょうが、面白くないものは面白くないです。Punk’dもJackassもイマイチ。MTV批判みたいになってきましたのでやめます。それにただの好みの問題ですもんね。ジョーズアパートメントやオズボーンズのシーズン1やMTV Diary of 〜は好きです。MTVだけに限らずほかのテレビの番組を見るときはたとえ好きな番組でも、「編集の魔法」というのをいつも頭におくことにしています。

○スクール・オブ・ロック:DVD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002HNQ8O/nekotabihutat-22
○スクール・オブ・ロック:SoundTrack
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001J0D8O/nekotabihutat-22
○Led Zeppelin III
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002J1U/nekotabihutat-22
↑「移民の歌(Immigrant song )」が一曲目に入ってます。
EDITION:DVD
発売元:ジェネオン エンタテインメント
発売年月:2004/07/23
価格:4935円

映画と言うより演劇に近い感じ。家や道路が線で区切られただけの大きな一つの空間で、話が進行する。そこにあるのは小道具だけ。ただ違うのは演劇では場転するごとにセットを転換するが、本作品ではカメラが切り替わるってとこかな。ギャングに追われるニコール・キッドマンを匿う小さな村での物語。観ているだけで閉塞感がものすごい重さでのしかかってくる。観終わった後に思わず感じてしまった爽快感に戸惑うものの、どう考えてもやはり、めちゃくちゃすっきりした。

村人が薄れ行く良心をまだかろうじて持っている時に覚えただろう不安と罪悪感が、観た後に感じた爽快感への戸惑いと同じではないかと思う。
「悪いと分かっているけれど、まぁ仕方がないな」

ニコール・キッドマン演じる女の最後の最後での心の推移。
かわいそうな人だ、と同情し人を許すことこそ傲慢なのか?
そして罪は罪なのだと考えるに至るまで。

日常で簡単に区別している善悪が、突然虚ろなものになってしまった気がして、目が回りそうだった。何が善で何が悪かというのは、とても主観的なのだ。勧善懲悪は時に偏った判断を下してしまう。村人と女とこの映画を観てる者たち、それぞれがジャッジしようと頭を捻らせてみても、いかに平等に決断を下せようか。

結局最後は自分のことを考えるのかなぁとぐるぐるした頭で思いました。
それにしてもこの不快感‥。でも不快感を含めてとても考えさせられた話でした。
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○ドッグヴィル
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002B5A5M/nekotabihutat-22/
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<ホームページの更新履歴>
・ホームページTOPにメモ
3日から昨日まで観た映画:簡単メモ
◎ 大変面白くて良い
○ 面白くてまあ良い
△ 面白いけど普通
▲ ふーむ
未 まだ観てない/読んでない

◎ 踊る大捜査線 The Movie2 --織田裕二の演技好き
○ アップタウンガールズ --ブリタニーのぶっ飛んだ感じがぴったり
○ ラブアクチュアリー --アラン・リックマン好き
◎ ドランクドラゴン DVD --つかじの台詞運びが好き
△ ファインディングニモ --ピクサーってことで期待し過ぎた
▲ リジーマグワイヤ(ア?) --ヒラリーのプロモ?可愛かったけれど。
○ ブルースオールマイティ--アニストンの演技が予想以上に良かった
◎ ドランクドラゴン 笑ビ --つかじから目が離せない。おっす俺汚職議員!
○ ホーンテッドマンション --エディ・マーフィーだから観れたのかも?
○ キューティブロンド2 --エルの一生懸命さと優しさが好き。前作を観てからが良い。
未 ドッグヴィル

友達から今日借りた本メモ

未 夏の名残の薔薇
未 黄昏の百合の骨
未 クレオパトラの夢
未 禁じられた楽園

積んである本メモ

未 月と6ペンス
未 理由
未 火車
ASIN: B0001LNNES
EDITION:DVD
発売元:ブエナビスタ・ホームエンターテイメント
発売年月:2004/03/19
価格:1890円

ロイヤルテネンバウム一家の風変わりな面々に
ジーン・ハックマン
アンジェリカ・ヒューストン
ベン・スティラー
グウィネス・パルトロウ
ルーク・ウィルソン・・

一家を取り巻くこれまた不思議な人々には、
ビル・マーレー、ダニー・グローバー、
オーウェン・ウィルソン /彼は共同脚本・製作総指揮としても映画に関わっています
の俳優陣。

幼い頃天才と呼ばれたテネンバウムズ一家の3人の子供たち。周りの大人に天才としてもてはやされてきた彼等の 一癖も二癖もある人生の末にたどり着いた空虚な生活。 大人になった彼等はそれぞれの生活を送っていました。

苦しい現実から目をそらしていたり、辛い過去を乗り越えられずに生きている
テネンバウム一家の問題を浮き彫りにし、 向き合うようしむけたのは皮肉にも諸悪の根源、問題児、テネンバウム一家の主ロイヤル・テネンバウムでした。

不思議な雰囲気の漂う映画で心地よいリズムと間と映像がロック&フォークの懐かしいメロディと合わさってお伽話のような非日常の空気を醸し出していました。内容は明るいものではないのですが、ダークなコメディといった所でしょうか。淡々としているので、悲しさはそれほどありません。ただ、見ている人の心に一番ぴったりとハマるような、微妙な悲しさに形を変えて、心に届くようなそんな切なさはありました。

過去にしがみつき、本当は寂しいのにそれを認めず自分の問題から逃げているうちは、前に進めません。

長女マーゴはどうして指が1本ないのか。
長男チャスが常に赤いジャージを着ているのはなぜか。
次男リッチーは何故テニスチャンピオンの座から転落したか。

ロイヤルの人生は素敵だったと、誰もが思うでしょう。
最後には「ニヤリ」と切なく温かい気持ちで微笑む事でしょう。

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○ザ・ロイヤル・テネンバウムズ/The Royal Tenenbaums
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001LNNES/nekotabihutat-22
EDITION:DVD
発売元:ジェネオン エンタテインメント
発売年月:2000/11/24
価格:4935円

大島弓子による同タイトルの漫画が原作の映画です。街並やそこに住む人々の生活全てが画一的で、お金を稼ぐエリートサラリーマンと学校の成績が優秀な優等生だけがスバラシイと思っている人種がひしめき合う新興住宅街でのおはなし。

そんなスバラシイ夫と娘を持った妻は鼻高々の毎日を送っていました。‥しかしスバラシイ夫と娘の実態は、いつの間にか地位とキャリアをあっさり捨て退職していた男と、成績表を偽造していた登校拒否児だったのです。父と娘は世間体が命の新興住宅街で「何でも屋」をはじめるわ、妻はショックで寝込むわで大騒ぎ。林海寺家崩壊から復興までをユーモラスにのんびりと、けれど力強く描いた作品です。

でも一見家庭崩壊に見えますが、きちんと機能していたように「みえただけ」のうわべだけの家庭を、あるべき姿に戻すための試練だったのでしょうね。建設のための崩壊ってかんじ。取り扱っている問題は非常に深刻な現実問題なんですが、語り口がどこか非現実的なのでお伽噺の様なやわらかい雰囲気がただよっていました。特にラストがすてき。

ちょうど10年前、私が高校1年生の頃に観ました。そのころ私は月刊ロードショーという映画雑誌を買っていたのですが、そこに佐伯日菜子のインタビューが載っていたんですね。洋画ばかり観ていた時期だったにも拘らず、なぜかそのインタビューと佐伯日菜子の写真が気になって(可愛かったし)、この映画を観ました。そしたら以外と(といったら失礼か)面白くて、今でもたまに観ることがあります。生きているってこんなに清々しくてエネルギーが満ち満ちているものなんだなーと、やけに感動した記憶があって、それというのも高校生の私は学校大嫌いの変人でしたから。「onei_jinushiちゃんは普通の学校は合わないね」とクラスメイツに言われたくらい。あの頃ノスタルジーを感じて切なくて涙が出てしまったのは、一生懸命からかけ離れた生活を送っていたからかもしれません。

勉強はなにも学校という場所に限らず、自分で興味を持ったことを自分で勉強することだって出来るわけで、毎日を思いきり自由に過ごすことの大切さを学びましたね。

大島弓子原作の漫画も、言わずもがな。もちろん傑作です。

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○毎日が夏休みデラックス版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HPKN/nekotabihutat-22
ゴキブリ5万匹とジョーの友情物語。 ゴキブリ嫌いもこの作品を見た後には緩和される‥かも。 CHICAGO顔負けのミュージカルをゴキブリ達が熱演!…している気がする。 初めは顔をしかめ両手で覆い、指の間からこっそりの鑑賞だったけど 、最後にはジョーとゴキブリ達の熱い友情にすっかり感情移入して 涙する…かもしれない。

ゴキブリ嫌いだけど、これは大好きな作品。

これはMTVで番組と番組の間や、曲間に流れる CMが元になっていると思われ 私がMTVを見ていたころによく流れていた。 ゴキブリ達が汚い環境で、可愛い声を揃えて歌を歌い踊っているCMは 初めて見た時には衝撃的だったし、何よりその感性に驚いた〜 。新しかった。 今となってはCGでどうにでもなりそうだけど、 本物のゴキブリも使い、一コマ一コマの撮影‥うっ。。

そのCMが人気を集め、映画まで作られたというわけだ。

ゴキブリの気持ち悪さ(私にとっては気持ち悪いの。。ごめんね)と そのゴキブリが可愛く見えてしまうという究極のジレンマの間で 田舎町からニューヨークに上京(とは言わない?)してきた ジョーの悪戦苦闘振りを楽しく観ることが出来る。 ブラックユーモアやパロディも織り込まれていて 、パロディが分かる人はそこでクスッと笑う。 でも、分からない人にも分かりやすい笑いがたくさんなのだ。

一度観たらなぜだかやみつきになる映画だ、と思います。

ハウルの動く城

2004年12月21日 映画
近所の映画館に、公開日に連れていってもらいました。その日は家庭教師のバイトで、教えている女の子の家族みんなで夜観にいく予定だったらしいのですが、お母さんが風邪をひいてしまい行けなくなった為、かわりに私が連れていってもらえることになったのでした。映画のことを何も知らず、始まる前にハウルの声は木村拓哉なんだよって教えて貰ったくらいです。(ふーん、それで、どんな話なのかしら?)と思いながら映画が始まるのを待っていました。

始まったらヨーロッパ風の街並に、時代は戦時中の雰囲気。はじめの方では建物の色、蒸気機関車の吐き出す煙の灰色が印象的でした。街の雑多感がよく感じられましたね。(その印象があるから、後にハウルが出てきた時の華やかさが強調された気がしました。ほら空で、ごにょごにょ。ネタバレしないように内緒‥といっても公式サイトのあらすじに書いてあった)

それで主人公の女の子ソフィが出てきたのですが、映画で卑下しているほどブスじゃないし可愛いじゃんって思ってみてました。声もかわいいなぁ、どっかで聞いたことがあるなぁと思ったら倍賞千恵子さんでした。今までのジブリ作品と違うなぁ、でも何が違うんだろうか。テンポかな?

ソフィやハウルはそれぞれ悩みというかトラブルを抱えていましたが、作品全体がのんびりした感じで、へいたんと表現するとマイナスイメージかもしれないけど、でもそこが良かったですね。それは多分出来事よりも登場人物の心の動きがメインになっていたからだと思います。それによってファンタジーの中にも現実感があったというか、ファンタジーの中の彼等の心の動きがメインだったことで、作品が現実味を帯びていました。魔法とかファンタジーって、作品によってはひいてしまうことがあると思うのですけど、この作品はみんなの心がとてもリアルだったから全てにおいて違和感がなかったです。

私はハウルの部屋が出てきた場面が、印象に残りました。そこで「あ、この子はごにょごにょ(内緒)なんだなぁ」って観ながら思っていました。この作品では大爆笑の場面がたくさんありましたし(映画館で皆大爆笑でしたよ)、可愛い〜って思わず微笑んでしまう場面もたくさんありました。切なさで胸が苦しくなる場面はそれほどないのですが(あるけど言えない)、ハウルの部屋では思いきり胸が苦しくなりました。ハウルの過去のことや抱えているものが、伝わってきたからでしょうか。

登場人物の優しさや愛らしさは他のジブリ作品と変わらない部分かな。それから後で思ったのは、原作が長い分、端折らなくてはいけない箇所も多かったのかなということです。観終わった後に何度も観たい作品だなぁと思ったのは、その所以かもしれません。もっと何度も登場人物の心に触れたいと思いました。

あー、面白かった!

もうちょっと具体的なことを言うと(まだしゃべんのー)カルシファーとマルクルのかわいさったら、今思い出しただけでも、いやーん。にやけちゃいますね。最近、バイト先の保育園で真似してます。

全然話の内容に触れていませんが、まだ観ていない方で興味を持った方は、公式サイトのあらすじをどうぞ。(とか言って私が書いたわけじゃないですけど)

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○ハウルの動く城 公式サイト
http://www.howl-movie.com/index.html

○Howl’s Moving Castle ---原著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/006441034X/249-8061732-2365101