ねこたび書店 株本・経済本ランキング
2005年1月20日 和書実用書は順位をつけた方が良いと思い、自分が読んだ株本・経済本をランキング形式で紹介します。私の株や経済の知識はほぼ0に等しく、株で知っている言葉といえば「今日の終値」程度。ですので入門書選びの参考にはなるかもしれません。ランク付けの基準は「株についての知識(用語や仕組み)」「株の取り引き方法」「チャート等の情報の基本的な見方」が分かりやすく書かれていることです。色々読んでいて思いましたが、本によって特色があるということです。内容が被っている箇所も多くありますが、同じことでも少し違う説明がされている場合もあります(特にチャートの読み方や株の買い方)。なので一つを鵜呑みにすると情報が偏る可能性もあるから、何冊が読んでみて自分で納得のいくやり方を見つけるのが良いかな?
第1位 東大生が書いたやさしい株の教科書
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757302339/nekotabihutat-22 )
バランスよく情報が網羅されていた。深過ぎず浅過ぎず。全くの初心者である私が知りたかったことは大体カバーされている。読み物としてもきちんと楽しめるところが優れている。第2章の「良い銘柄悪い銘柄ってドコヲ見るの?」で説明されている損益計算書や貸借対照表etc.やPER・PBR等の指標、チャート分析を参考にしながら会社四季報を眺めると分かりやすかった。第4章の「株式ゲームの時間です」では本書で得た知識をクイズで試せる。
第2位 細野真宏の株 投資信託 外貨預金がわかる基礎の基礎講座
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062103184/nekotabihutat-22)
第1位の東大生が書いたやさしい株の教科書を読んでから本書を読んだのが良かったのかもしれない。深過ぎず浅過ぎず「株」の全体像を掴めるのが前書。実際の株の変動には欠かせない経済をより詳しく説明しながら株の講義もしているのが本書‥かな。東大生が書いたやさしい株の教科書に書かれていないことにも触れている。‥が、先にこっちだったら飽きていたかもしれない。先に全体像を掴んでいたし、目にする用語もほとんど2度目だったので分かりやすく読めましたが。「森永卓郎氏によるおもしろ実用経済講座」が面白かった。
第3位 藤原式「株のネット取引」がわかる基礎の基礎講座
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062567350/nekotabihutat-22)
ネットでの取り引きにしぼって解説がされている点が良い。やや実践向きの参考書。ロウソクチャートの読み方は本書が一番分かりやすかったと思う。バーチャル投資ゲーム「トレーディングタービー」の話やリンクも参考になった。
第4位 経済ってそういうことだったのか会議
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532191424/nekotabihutat-22)
読み物として面白いので4位。前に一度図書館で借りて読んだことがあり、とても分かりやすかったし面白かったのだが、正直いまいち頭に入らない箇所や分かりきらなかった箇所もあった。ほかの経済本や株本を読んだ今、もう一度読むとかなり違いが分かるのではないかと思う。文庫版を購入した。
第5位 一番やさしく株がわかる
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791612299/nekotabihutat-22)
付録のCD-ROM「日経平均225銘柄のEXCELデータ」が良い。ロウソクチャートの形がタイプ別に分類されていて今まで挙げた入門書の中ではチャートの種類が一番多く取り上げられている。後は大体、上に挙げた本の内容と同じ。範囲は同じだけど、少々「浅い」かな。浅いのでこれだけだと誤解を招くような説明もあった。
第6位 カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよく分かる本(銀行・郵政・生命保険編)
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093974616/nekotabihutat-22)
良く分かった。いままでが本当に無知なだけだったんですけど。銀行って、郵便局って、生命保険会社って、こういう仕組みで運営されていたんだなぁ‥と。郵政三事業の民営化についても触れている。郵便局って赤字だらけだったんだ。確かに国営だと無駄が多いのかな。
第7位 カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよく分かる本(日本経済編)
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093793042/nekotabihutat-22)
これもまた分かりやすかった。小さい頃であまり実感がなかったバブル崩壊について、分かりやすい説明があったので理解できた。バブル崩壊後の日本と景気対策というsection全般が興味深かった。特に公共事業のインフラの整備あたり、1600億円の釣り堀とか。読みつつ、私って本当に何も知らないんだなぁとやはり無知を確認した。
第8位 サンプラザ中野と松本大の株本
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532350468/nekotabihutat-22)
現在の株式市場とこれからの提案。サンプラザ中野の経験談が織りまぜられた対談本。S嬢がサンプラザ中野と一緒に、ネットで株を買う場面も収録されている。アメリカ市場との比較や9/11テロ時のNY市場が回復するまでの話、役に立つリンク集など。これは今まで挙げた本とは異質ですが、読んでいて楽しめました。ただ株のアレコレを知りたいと思っている方には、これだけだと駄目だと思います。これを読むと株をやってみようかなって気になる、…そんな本です。
第9位 「株」のオートメーショントレードで儲ける本
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478630941/nekotabihutat-22)
完全な実践本ですね。ある有料ソフトと証券会社を紹介していて、そのソフトと会社を使用したオートメーショントレードの仕方を説明している本。ちょっと宣伝っぽいなぁ。ソフトを使用しない方法が書いてないので、よく見ないで買ってしまって損したかも。それとやってみないといまいち分からない。株の予算と時間に余裕があって、すぐにでもはじめられる人には、試してみるのもいいかもしれませんね?
番外 会社四季報
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006O1HA2/nekotabihutat-22)
眺めていると結構楽しい。自分が興味のある分野の会社を見たり、既に名前を知っている有名な会社を見たり、目をつぶって適当に開いた箇所を見たり。まず字の小ささやギッシリ感や見方に慣れなきゃ。本書だけで分かるようになるまでは、東大生が書いたやさしい株の教科書と睨めっこ。
第1位 東大生が書いたやさしい株の教科書
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757302339/nekotabihutat-22 )
バランスよく情報が網羅されていた。深過ぎず浅過ぎず。全くの初心者である私が知りたかったことは大体カバーされている。読み物としてもきちんと楽しめるところが優れている。第2章の「良い銘柄悪い銘柄ってドコヲ見るの?」で説明されている損益計算書や貸借対照表etc.やPER・PBR等の指標、チャート分析を参考にしながら会社四季報を眺めると分かりやすかった。第4章の「株式ゲームの時間です」では本書で得た知識をクイズで試せる。
第2位 細野真宏の株 投資信託 外貨預金がわかる基礎の基礎講座
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062103184/nekotabihutat-22)
第1位の東大生が書いたやさしい株の教科書を読んでから本書を読んだのが良かったのかもしれない。深過ぎず浅過ぎず「株」の全体像を掴めるのが前書。実際の株の変動には欠かせない経済をより詳しく説明しながら株の講義もしているのが本書‥かな。東大生が書いたやさしい株の教科書に書かれていないことにも触れている。‥が、先にこっちだったら飽きていたかもしれない。先に全体像を掴んでいたし、目にする用語もほとんど2度目だったので分かりやすく読めましたが。「森永卓郎氏によるおもしろ実用経済講座」が面白かった。
第3位 藤原式「株のネット取引」がわかる基礎の基礎講座
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062567350/nekotabihutat-22)
ネットでの取り引きにしぼって解説がされている点が良い。やや実践向きの参考書。ロウソクチャートの読み方は本書が一番分かりやすかったと思う。バーチャル投資ゲーム「トレーディングタービー」の話やリンクも参考になった。
第4位 経済ってそういうことだったのか会議
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532191424/nekotabihutat-22)
読み物として面白いので4位。前に一度図書館で借りて読んだことがあり、とても分かりやすかったし面白かったのだが、正直いまいち頭に入らない箇所や分かりきらなかった箇所もあった。ほかの経済本や株本を読んだ今、もう一度読むとかなり違いが分かるのではないかと思う。文庫版を購入した。
第5位 一番やさしく株がわかる
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791612299/nekotabihutat-22)
付録のCD-ROM「日経平均225銘柄のEXCELデータ」が良い。ロウソクチャートの形がタイプ別に分類されていて今まで挙げた入門書の中ではチャートの種類が一番多く取り上げられている。後は大体、上に挙げた本の内容と同じ。範囲は同じだけど、少々「浅い」かな。浅いのでこれだけだと誤解を招くような説明もあった。
第6位 カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよく分かる本(銀行・郵政・生命保険編)
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093974616/nekotabihutat-22)
良く分かった。いままでが本当に無知なだけだったんですけど。銀行って、郵便局って、生命保険会社って、こういう仕組みで運営されていたんだなぁ‥と。郵政三事業の民営化についても触れている。郵便局って赤字だらけだったんだ。確かに国営だと無駄が多いのかな。
第7位 カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよく分かる本(日本経済編)
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093793042/nekotabihutat-22)
これもまた分かりやすかった。小さい頃であまり実感がなかったバブル崩壊について、分かりやすい説明があったので理解できた。バブル崩壊後の日本と景気対策というsection全般が興味深かった。特に公共事業のインフラの整備あたり、1600億円の釣り堀とか。読みつつ、私って本当に何も知らないんだなぁとやはり無知を確認した。
第8位 サンプラザ中野と松本大の株本
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532350468/nekotabihutat-22)
現在の株式市場とこれからの提案。サンプラザ中野の経験談が織りまぜられた対談本。S嬢がサンプラザ中野と一緒に、ネットで株を買う場面も収録されている。アメリカ市場との比較や9/11テロ時のNY市場が回復するまでの話、役に立つリンク集など。これは今まで挙げた本とは異質ですが、読んでいて楽しめました。ただ株のアレコレを知りたいと思っている方には、これだけだと駄目だと思います。これを読むと株をやってみようかなって気になる、…そんな本です。
第9位 「株」のオートメーショントレードで儲ける本
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478630941/nekotabihutat-22)
完全な実践本ですね。ある有料ソフトと証券会社を紹介していて、そのソフトと会社を使用したオートメーショントレードの仕方を説明している本。ちょっと宣伝っぽいなぁ。ソフトを使用しない方法が書いてないので、よく見ないで買ってしまって損したかも。それとやってみないといまいち分からない。株の予算と時間に余裕があって、すぐにでもはじめられる人には、試してみるのもいいかもしれませんね?
番外 会社四季報
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006O1HA2/nekotabihutat-22)
眺めていると結構楽しい。自分が興味のある分野の会社を見たり、既に名前を知っている有名な会社を見たり、目をつぶって適当に開いた箇所を見たり。まず字の小ささやギッシリ感や見方に慣れなきゃ。本書だけで分かるようになるまでは、東大生が書いたやさしい株の教科書と睨めっこ。
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