ISBN:4575234079
出版形体:単行本
著者:恩田 陸
出版社:双葉社
出版年月:2001/02
価格:1575円
ある場所に昔から建つ豆腐のような白い建物。そこに入ったものは人間に限らず消えてしまう。しかし、すべてのものが消えるわけではなかったようだ。ある男が理由は聞かされることなく、その謎を解くためだけにその場に呼ばれた。本当に消えてしまうことなどあるのだろうか?消えるというのはどういうことなのだろうか?
恐かった!その昔、初めて読んだ恩田陸の作品は『六番目の小夜子』だったのだが、その時もものすごく恐くてビクビクしていたことを覚えている。しかし、これはその時の恐さを超えた。ギクッとするどころではなく、小さな悲鳴を上げてしまったほどだ。何度も恩田陸の作品の感想で書いているように、ホラーのような恐さではない。窮屈な束縛感やルールから生まれる緊張感が、恐さの原因だと思う。
○MAZE(めいず)
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575234079/nekotabihutat-22)
>>読む予定の方はここから先を見ては恐怖倍増効果半減です
それからページをめくった時、突然太字で書かれていたりすると、それだけでギクッとする。緊張で張りつめた空気が徐々に濃くなっていき、おそるおそるページをめくったら『ドンッ!』とある文字が大きく太いフォントで書かれていた時の恐さといったら。初めて小説で太字が効果的に使われているのを見たのは、多分中学生の頃に読んだ村上春樹の『ダンスダンスダンス』だった気がします。村上春樹の作品は太字が効果的に使用されていて、いつもギクッとしてしまいます。
<HP更新履歴>
1/23 舞姫通信読了メモ
出版形体:単行本
著者:恩田 陸
出版社:双葉社
出版年月:2001/02
価格:1575円
ある場所に昔から建つ豆腐のような白い建物。そこに入ったものは人間に限らず消えてしまう。しかし、すべてのものが消えるわけではなかったようだ。ある男が理由は聞かされることなく、その謎を解くためだけにその場に呼ばれた。本当に消えてしまうことなどあるのだろうか?消えるというのはどういうことなのだろうか?
恐かった!その昔、初めて読んだ恩田陸の作品は『六番目の小夜子』だったのだが、その時もものすごく恐くてビクビクしていたことを覚えている。しかし、これはその時の恐さを超えた。ギクッとするどころではなく、小さな悲鳴を上げてしまったほどだ。何度も恩田陸の作品の感想で書いているように、ホラーのような恐さではない。窮屈な束縛感やルールから生まれる緊張感が、恐さの原因だと思う。
○MAZE(めいず)
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575234079/nekotabihutat-22)
>>読む予定の方はここから先を見ては恐怖倍増効果半減です
それからページをめくった時、突然太字で書かれていたりすると、それだけでギクッとする。緊張で張りつめた空気が徐々に濃くなっていき、おそるおそるページをめくったら『ドンッ!』とある文字が大きく太いフォントで書かれていた時の恐さといったら。初めて小説で太字が効果的に使われているのを見たのは、多分中学生の頃に読んだ村上春樹の『ダンスダンスダンス』だった気がします。村上春樹の作品は太字が効果的に使用されていて、いつもギクッとしてしまいます。
<HP更新履歴>
1/23 舞姫通信読了メモ
コメント